VOLA&THE ORIENTAL MACHINE

CD出ますよ来年。
すでにオフィシャルでアヒトくんが言ってますけど。http://www.keycrew.jp/vola/message.htm
1月25日。
ミニアルバム。タイトルは未定。
収録曲はもうちょっと待って。ミニアルバムの曲数。
来週くらいには値段や収録曲なんかもフィックスでお伝え出来るんでないかと。
まだ、レコーディングの途中なんで。いろいろと。
録音作業については、もうね待ってるだけ。ひたすら待ってる。
アーティストとエンジニアとプロデューサー、役者揃い過ぎ。
だから別にいかなくていいんだけど、途中の空気を吸いたくなって覗きにいきたくなる。
僕は完成したマスターが手渡されるのをひたすら待ってる。そんだけ。
なんでそんな詳細も決まってない中途半端な段階でニュースなんだと言われるとちょっと困るけど、
一刻も早く言いたいからって他にない。
あのね、これはねスゴイです。
毎度お馴染み岩田スタジオで聞く途中経過だけで、もうかなりスゴイ事なってる。
924でもそうだったけど、ライブで見る彼らの魅力のアノ感じ、
それがCDになってさらに魅力ましてるのよ。
僕のアヒト君のイメージは、
繊細そうで切れ者で、カッコいいけど肉体派、華奢で骨太。
あんな人なかなかいないよね。
そんな音楽になってるよ。
80年代のあちこちのエッセンスを感じるのは聞き手の自由だけど、
あれは、どこにも無い音で、今生まれるべくして生まれた音だと思う。
ニューウェーヴって言い切ってもいいけどさ、それ以上のなんか今。2006/01/25なのよ。

別な話するとね、レコーディングでもライブでも、いろんな人がサウンドのクオリティ上げようと思うと、プラスする方向に行きがち。
詰め込んで詰め込んで、重ねて重ねて、最後は音圧で圧倒みたいな事もいくつか見たでしょアナタも。
VOLAは相当に逆だと思う。
研いで研いでエッジたてて。
それがね冷えた音楽でなくて、どえらいグルーヴしてるのよ。
「なんでこんなにスカスカなのに乗れんの」とっても下世話な言い回しが好きな人なら、
そんな言い方するかも。
とにかく、びっくりすると思うので、びっくりして欲しい。

あとね、メンバーのラインナップにもほのかに見える、博多の血。
音聞いたら確実に混じってる。
そういうのって意識するしないに関わらず、根っ子に持ってるんだろうね。
VOLAの曲やサウンドデザインにそんな事感じるとは思わなかったけど、やっぱ感じるわ。
そのバランスも絶妙にいいんだよね。ベタじゃなく、前面でなく、でも匂ってる。
参ったね。

VOLA始めて見たのいつだっけ。
下北のベースメントだった。
最初のライブを見られた事も、大袈裟に言えば運命的で、
ライブ見に行くたんびに加速度的に前行って、期待を大きく裏切って踏み越えて、
そんなバンドのCD出せて幸せなのよ。
だからね、なんも細かい事決まってなくても言いたくなるのよ。


ちょっと今日はクドイけどね、
このCDが出て、それが広がっていくとしたら、僕はいろんな事を見直す。
世の中にはいいヤツも嫌なヤツも、素敵な音楽もピンとこない音楽も、嫌いな音楽も、
いい事も悪い事も、嬉しいことも悲しい事も。
全部が全部イエスではないけど、嫌いなモノ全て抹殺しようとする程傲慢でもない。出来ないしね。
だったら自分が好きな範囲、関われる部分、居心地いい場所で暮らそうと思ってた。
でもね、VOLAが広がっていく世の中なら、満更でもないなと思う。見直したよ。
結構いいじゃんこの世界、僕も外に出てみよか。友達増やしてみようかな、そんな気になる。
大袈裟だって?マジですよマジ。
ホントのホント。
早く完成しないかな。
早く聞いてもらいたいんだよなぁ。