雑感

今日は結構日記っぽいので、そんな感じに興味無い方は読まない方がいいと思います。
なんつって、なんの事か分かりにくいね。


時折ふと考えるんだけど、僕は幸せなんだろうか。
なんだかさ、幸せなような気もするんだよ。
でもなんか足りないような気もするんだよ。
家に帰ると子供が二人いてキャッキャして明るく楽しい絵なんだよ。
これでホームドラマ一本とれると思うわ。もっととれるか。
仕事がら、まわりの仲間はバツイチなんて山盛り、バツ2の人もたまにいたりして、時間に不規則な職種だからと推測するけど、我が家ではそんな気配のケの字も無い。
そう思ってるのは亭主ばかりなり、なんてね、それは午前中のワイドショーの見すぎよ。特にコタチョー。
大丈夫そうよ。
収入もね、別に困ってないもんなぁ。
そりゃあさ、『君も100億稼げるか』なんて本を書く様な身分じゃないけどね。
書けないもんだから、ウソでもいいから書いてみたいって気にはなるけど、その程度。
特に困っちゃいない。
読みたい本は我慢しないでアマゾンで注文するし、ビール買うなら値引きなく定価でも、なじみの酒屋に配達してもらう。
そんな程度に困っちゃいない。
もっとも僕は月収7万円の初仕事の時も困ってなかった。のんきなだけなのかも知れない。
そんな事もないか。
もうちょい客観的にいこう。
明らかにコンビニで働いてる研修生のプレートつけた人よりは時給は上だ。
時給じゃないけど。

仕事。
仕事はどうなんだろう。
好きな事をやってるつもりはある。そう言えるだけで有り難い。
もちろん好きでない事もついてきちゃうんだけど。何でもそうだけどね。
ライブでもCD制作でも、ワーッとなる瞬間だけでなくて、スタジオ代値切ったり、領収書大事にとっておいたり、ホチキスで止めたり、精算したり、見積もりだしたり、そんな地味な事はついて回る。
僕は代表なのでその他に、判子押したり、時には社内の誰かに注意したり、怒ってみたり、社外の人に代表して謝ったりもする。それも役目。嫌ではない。時折、面倒くさいだけ。

仲間はいい感じよ。
素敵な仲間が集まってる。
それはいい。
こんな場所をずっと維持してられたら、それで最高。その為なら、多少面倒臭くても厭わない。
環境いいよね。
もし僕が今の仕事が詰まらないとしたら、自分のアイディアと労力さえ使えば、仕事の中味の全てを変えられる。
そんなポジションにいる事は幸せなんだろうな。


えっ大丈夫?ヤな感じしてない。「アンタはいいよね」ってそんな感じになってない?そうだったら悪い。
厭味な愚痴になってない?そうでない事を祈る。


不満はないんだけど、時々ふと思う。
これでいんだっけ。
そう思うのはなんなんだろうか。
足りないのかなぁ。


仕事の先輩を見て思う事が有る。
どう考えても一生分のお金を稼いじゃった人。そんな人もいる。でも働くんだよね。
あんた千曲も書いて、充分やりきったじゃん。でも新しい曲書きたいんだよね。
完全に一回も二回もアガリを経験した人。次の事業を始めるんだよね。
あれは一体なんなんだろう。
なんか物足りないんだろうな。渇いてんのか。
その感覚があるうちはいろんな事にトライできるような気がする。だからいいのか。
でも、その感覚があるうちは満たされてないって事だよね。
ずーっと満たされないとしたら、それもそれで、いんだっけ。
なにか不満や欠乏感を抱えてないと前進できないんだとしたら、
前進する必要あるんだっけ。
足りない感じを常に背負ってるのって、ハッピーな事なのかそうでないのか考える。

悩んでるわけでも、落ちてるわけでも決してないんだけどね。
立ち止まると、ふと、そんな事を。


ちぃと秋っぽい独り言でした。