Can you master Baby
うちの娘の幼稚園の運動会が来月ある。
今年のお遊戯の演目は氣志團のワンナイトカーニバルだそうな。
先生やるなぁ。
そうえば若い人だった。
家でも練習したいのでCDが無いかと聞かれる。
実はうちでも売ってる。
僕らの会社で作ってる商品ではないのだけど、流通とか受託とかディストリビューションとか、そんな名前で呼ばれる形態で販売してるのよ。
知ってた?
多分、運動会で使われてるのはEMI盤なんだけど、会社にあったケース割れの返品商品を持って帰る。
かけてみると、違和感なく踊ってるので、問題ないようだ。
振り付けが一世風靡っぽいのが少々気になるけど、多分それは仕方ない事なんだろう。
改めて聞くとワンナイトカーニバルはやっぱりいい曲だと思う。
あんな勢いで曲が一人歩きするって珍しいよね。狙っても出来ない。
現象として凄いことだなと思う。
一発屋って言葉があるけど、ヒット曲にアーティストの存在が負けちゃう事ってよくあるよね。
でも、一発も出せないで終わって行くアーティストもやたら沢山。どっちが幸せなんだろう。
そんな事はおいといて、あの曲に負けない氣志團ってさらに凄いね。
いろんな事を知ってるわけじゃないけどね、やるんだよなぁ、氣志團。
やるんだよ翔やん。
インタビュー読んでてもそれだけでエンタテインメントだもんね。
ライブでもバックステージでも、半分プライベート風な時にさえ、隅々に神経が行き届いてる。
フェスの本番前、円陣組んで気合い入れるんだけど、楽屋エリアでそれ見てるだけでも面白いもんね。
団長喋って、誰かボケて、突っ込んで、こまかいギャグもちょいと振って、イチイチ面白い。
いつのまにか他のバンドのスタッフもアーティストもわらわら集まって釘づけ。
気がついたら、楽屋にいる全員が笑顔と拍手でステージに送り出すって事になってる。
そんな場面はなんども見たよ。
やるんだよ。
娘は熱心に踊りを練習中。
イントロの間はスタンバイポーズ。背筋伸ばして『俺んとここないか』を待ってる真剣な面持ちが笑える。
ときおりデカイ声で「エンジェル」。びっくりする。
でも、幼稚園ではそこのかけ声が重要らしい。思いっきり「エンジェル」と叫ぶと褒められるらしい。
仕方なく家でも黙認する。
ところでCan you master Babyって何なんだろう。
いまさら思ったけど、なんなんだろう。意味知ってる?