王様のあなたを血祭りにあげる百の方法

昨日は渋谷クアトロでキングブラザースの企画。
THE BACK HORNとTHE ELEPHANT KASHIMASHI。
すげえなぁ。
この企画のツアーでは名古屋、神戸はTHE HIGH-LOWSも参加だもんね。
すげえなぁ。

なんだか行く前から、だるくてさぁ死ぬ程腹が減ってて、もうどうしようかって思ってた。
あんまりぼーっとしてたんで、そのまま入っちゃったんだよね。
「あのう一旦外に出ていいですか」なんて聞いて、軽く肉まんでも入れられれば良かったんだけど、
そんな事を入り口のアンちゃんに聞いて
「駄目です」って言われたら悲しくなるので聞かない。
でも言うよね。仕事なんだから普通は言う。
どうにかして一旦出て再入場する方法もないではないが、あんまり人の手を煩わせたくない。
ズーズーしくなりたくないので、ひたすら我慢。

ライブ始まると忘れてた。
おかしなもんだなぁ。
ロックは偉大だなぁ。


バックホーンのお客さん、若くて小さい人が多い。
エレカシのお客さん、ちょっと年上の人多い。
キングのお客さん、狂ってそうな人が多い。
悪口のつもりはないですよ、純な感想。

それぞれの持ち味が出てて、それぞれイッちゃってて、爽快な晩。
僕が好きになるバンドって、「何かが過剰」あるいは「何かが欠落」してるんだなって事をこないだ思いついた。
ミュージックマシーンタクヤ君と下北で飲んでて、グダグダ話しながら突然に思いついちゃったんだよ。
気配はあったけど、言葉になったのはその晩が始めて。
やっぱり、人と話す事は大事だなぁ。
漠然としてて、ちらばってた断片が、急に一つの考えになる。

んでもって、クアトロのライブは「過剰」の方だった。
どこに行き着くのかサッパリ分かんないけど、キングはキングの道をまっしぐら、行け行け。

ライブ全部が終わってから、やっぱり空腹だったのを思いだす。
あまりに空腹だと気持ち悪くなっちゃって、ご飯が食べられなくなっちゃうことない?
そんな位にいろいろ忘れた。
なんとかラーメン食べたけど、残した。

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この日のイベントにも出演者にも全く関係無い事だけどさ、クアトロのドリンクで思う事。
今年のいつ頃からか突然、チケットで引き換えられるドリンクのメニューが変わった。
デカイ字で3っつ。オロナミンビール、オロナミンポカリ、オロナミンC。小さい字で二つ、ウーロン茶、ビール。
始めて見た時はこれは冗談だと思った。ほんとに。
オロナミンビールだよ。一番最初にドーンとね。オロCはいい。それは好き。オロナミンポカリだよ。
まぁいいよ、沢山あるメニューのうちの一つならさ。試しに飲んでみようかな。ウマイっていってる人も意外に多いんだよね。
でもさ、ワンドリンクってお客さんにとっては強制なんだよね。絶対買わなきゃいけないもんでしょ、それであの選択肢でいいのかなって思っちゃう。オロナミン以外ってビールかウーロン茶だけだもんね。選べなすぎの中でオロナミン系が目立ってる。
余計なお世話なんだけどね。ほんと余計な事は言わない方がいいんだけど思っちゃう。
あれ、商品イメージにもマイナスじゃないのかなぁ。大丈夫かなあ。
クアトロは思い入れあるし、オロCは好きなだけに考えちゃうんだよなぁ。
一番にはお客さんの思いだけどね。
どう。