明日は開店なので行ってみた。

さっき行ってみた。
代々木の駅で降りたらもう見えるくらいに近いよと、いろんな人に言ったので、嘘でない事を証明するために、駅前から写真とってみる。

かすかにタクシーの上方にZher the ZOOと書いてあるのが分かるだろか。分かんないよね。
中にはいるとまだ荒れてる。

セッティングされる事を待ってる機材とゴミが混在してる。
明日開店なのに大丈夫か。
大丈夫、大丈夫。
ライブハウスに限らず開店は慌ただしい。どんなに準備よくやっても最後はテンテコマイ。
ライブハウスならなおさらだ。
もう何年も営業してる店であっても、音響や照明は日夜、微調整してる。メンテも。
まだ一日も営業してない店が、前日の最後の最後まで、どんなに詰めても詰め過ぎって事はない。
ザーマス奮戦中。
音響のチーフ古川さんは、もともと髭が濃いがさらに濃くなって、砂鉄の中に顔があるように見える。
これから始まるって緊張感あってピーンと張りつめてる。これはいい空気。

入り口の階段にはトモフスキー&カツマタ両氏による壁画。

写真がボケてるのはわざと。実際に見てほしいから。なんて言い訳または嘘。

トイレのドア3つ。

下の写真は入り口のドアとカウンター。
カウンターいい感じ。

床を写真に撮ってももしょうがないので撮らなかったけど、ムクのチーク材。オイルの匂いが気持ちいい。
どうせ汚れるんだけど、開店前なので職人さんも店のスタッフもスリッパ。
タバコもガムも雨の日もある。すぐに汚れるけど、今日はスリッパ。そんな心遣いはいいと思う。
うまく汚れて味のある床になればいいなぁ。

まだ何も始まっていない。ここはこれからどんな空気になっていくんだろう。
10年前も思った。
今だから言えるけどQUEの場所はどんな店が入っても長続きしなかった場所だ。
地下二階だからとかって事もあるだろうけど、僕は場所の『気』の問題だと思ってる。
僕らと出演してくれたバンド、それから来てくれるお客さんの気が集まって、10年前とは比べ物にならない、いい空気が確かに流れてるのが今のQUEだと思う。

沢山のいい気が集まって、店全体の空気が良くなる。そんな店にZher the ZOOもなればいい。