今日も雨だぁ。
参ったな。
子供達も限界LOVERS

とにかく外には出れないので昼寝作戦に出る。
ウルサイ子供は寝かすに限るのだ。

子供をどう寝かしつけるのかには一家言ある。
僕の流儀は「自分がまず寝る」だ。

そこで脱力してるアナタ。先を聞いて欲しい。
どんなに寝かせようとヤッキになっても寝ないものは寝ない。「コラー。早よ寝ろ。」なんていっても無駄。
僕は子供と密着して添い寝して先に寝る事にしてる。
するとあら不思議。
いつのまにか子供も寝ている。

僕が真剣に寝る事によって、この密室に「寝る気まんまんのオーラ」が充満して、子供たちに伝搬するのだと信じている。

しかし、敵もさるもの。まずお姉ちゃんから落ちるが、下の子はまだ寝ない。
2時間後にようやく下の子が寝付く。そのうちお姉ちゃんは起き出す。
とにかく本気で寝付くまでは、こっちも『寝る気』を出さないと。

なんだかんだと僕は5時間ほど昼寝をしてしまった。
これはもはや昼寝ではない。
体の隅々が痛い。

まぁ、自分の為に寝ていたのではない。
あくまで寝かす為に寝たのだが、この作戦の最大の弱点は自分が寝てしまっているので、子供が寝ているのかどうか確認出来ない点だ。

僕は必死で寝た。頑張った。しかし家内はあまり認めてくれない。
「あんたが寝てる隙に子供達は二人とも起き出して大騒ぎだったわよ」

うー。
せつない。
夜になったらまた寝なくてはいけないのかと思うと、首の付け根がズキズキする。