遅死10.10 / syrup16g DVD

『遅死10.10 ー日比谷野外大音楽堂ー』
もろもろ、準備は終わりました。完成です。あとは発売されるだけです。

最終の曲順ですが、こうなりました。

 opening
1.クロール
2.前頭葉
3.Heaven
4.もういいって
5.これで終わり
6.水色の風
7.明日を落としても
8.生活
9.翌日
10.Good-bye myself
11.Sonic Disorder
12.真空
13.土曜日
14.きこえるかい
15.遊体離脱
16.落堕
17.パープルムカデ
18.神のカルマ
19.空をなくす
ending
Extra:翌日PV

増減ありって言って、増えたのは「水色の風」「遊体離脱」の二曲。
僕らにもいろいろあって、見ている貴方にもいろいろあって、でもこれが最終で、これがリリースされます。
二曲増えたのに収録時間は100分に短縮されました。
曲を途中で切ったりはしてないです。アンコールの前後などの無用な間を詰めていったらそうなったんです。
生中継でなら耐えられる間も、繰り返して見る作品に入れるのはどうかと思ってたもので。他意はないです。

とにかく、カメラを入れる事が決まったのが野音の一週間前だったので、かなり緊急モード。
前々日の仙台のライブでも携帯でコンサートスタッフと打ち合わせしてたような具合だったんで、いろいろと感慨深いです。
打ち合わせはバタバタでも、ボリュームも内容も世に問える作品になったと信じます。

でも、なんでだろうか、僕らがやることはだいぶ『普通の意味で、よい』って事からは外れていくんですね。
質感も編集もパッケージデザインも、そうそう、タイトルも異色だと思います。または『らしい』。
シロップらしいって、或は代沢らしいと言ってもらえれば本望ですが、気に入ってもらえればいいなと思います。
前にも言いましたが、このDVDには他のDVDにある何かは足りなくて、何かは有り過ぎます。
いいも悪いも、それが『遅死10.10』なんです。
当日のライブとはやっぱり別の作品です。
でも、このDVDはきっと他の何かも足されてます。
どうか、手に取って下さい。

宣伝文句では『臨場感を越えた覗き見感覚』とか『まさにオフィシャルブートレッグ』とか『想像以上に暗い照明を無理矢理映像化』とか言ってみました。どこぞのメディアでもきっとそう紹介されると思います。
自分で考えたのに言うのもなんなんですけど、それは間違ってはないけど、100%言い当ててる訳でもないので、その目で確認して下さい。

Extraの翌日PVは是非、最後まで見て下さい。
オンエアーされる時には切られる事多かった最後のワンシーンが、とても好きなんです。
夜景も勿論いいですけど。

endingはかなり渾身です。様々な限界に挑んでみました。ギリギリのギリギリがここに詰まってます。是非見て下さい。

早く届けられるといいなと思いますが、現在プレス中。頑張れ台湾。
なんぼ頑張っても発売日前に届けられる訳ないが、頑張れ台湾。